二世帯住宅を買った話。

僕の夢はマイホームを持つことでした。それも二世帯住宅です。
就職してからあまり無駄使いせずにお金を貯めていたのは家を買いたかったからでした。たいして貯まりませんでしたが…

なぜ家を買いたかったかと言うと明確な理由はありませんでした。
それが僕にとっては自然なゴールに思えていたからです。

強いて理由をいえば、
・「立派な社会人=家を買った人」
と思っていたから。
・自分の城を持ちたかった。
・実家を立て替えれば土地代が浮くから。
・二世帯にすれば両親の心配をしなくて済むから。
・生まれ育った場所で生きていきたかったから。


そんなところでしょうか。まぁ、深い意味はありませんね。
実際に35年ローンで買ってあと33年くらい残ってますけど、今のところ良いところばかりです。世帯の距離感がわりとあるので、心配していた嫁姑問題も大丈夫そうです。妻は同居に抵抗がない珍しいタイプだったので良かったです。感謝です。

そんな住宅ローンがあと33年残っている僕は育児休業を取ろうとしています。大丈夫だと思います。(根拠なし)
ただ、先のことも大切だけど今を大事にしてもいいよな、と思いましたので。

育児休業は今しか出来ないし。

僕が育児休業の話をするとき、「奥さんが働くの?」「同居しているお父さんお母さんには頼れないの?」と、よく聞かれます。
現実として妻は専業主婦だからすぐには働けないしそのつもりもないし、親に頼ろうと思えば頼れます。おまけに妻の実家も徒歩で5分くらいなので週2くらいで行って助けてもらっています。

それでも余裕なく苦しみもがきながら子育てをしてます。
父だって子育てしたいし、妻を助けたい。

この気持ちは堂々と持ち続けていこうと思っています。


うーん、何が言いたいのかよく分からなくなってきたし、うまくまとめられずすみません。


とりあえず育休と関係ない話モリモリになりましたが、今日はこの辺で。
また会いましょう。お仕事お疲れさまでした。

パタニティハラスメント。

まだ育児休業は取っていませんが、パタニティハラスメントについて書きたいと思います。
まず、最初に言いたいのは僕はまだパタニティハラスメントを受けていません。
今日は部長から嬉しい言葉を頂けたので、ブログを更新しようと思いました。
まず、会社には妻が安定期に入ってすぐに報告しました。僕が直接最初に報告したのは直属の上司でした。まず言われたのは
「良いと思います。これから育児休業を取りたい人も取りやすくなると思います。あと、男性の育休があるか就業規則を確認してから上に相談しほうが良いですよ」とのことでした。
会社の就業規則は事前に確認していたし、とくに独特なものはないので問題なかったです。
そして、その足で所長に報告。僕と所長は付き合いがそこそこ長く、お互いにわりと言いたいことが言えるので、良かったといえば良かったですが、厄介な部分もありました。でも、結果としてとても良かったです。
育児休業取得の旨を伝え、返ってきた返答の内容は

・男性の育児休業に関しての知識がないので、すぐに返答が出来ない。申請は受け取った。少し預からせてほしい。

最初はこんな感じでした。
そして、日を改めて了承の旨を伝えてくれました。しかし、その時に加えて伝えられた内容は

・人員配置の関係で育休後に今の職場に戻ってくることは出来ないかもしれない。復帰後に異動があるかもしれない。
・育休取得まで今より仕事を頑張るように心掛けること。
・はじめてのことで分からないことが多いから、ひとつひとつ一緒に進めていこう。

このようなことでした。
かなり、『取らないでほしい』という気持ちが伝わってきましたが、職場の状況を考えると育休による影響の大きさは分かるので、これらの話があるのは仕方ないかな、と受け入れました。権利とはいえ振りかざしていくのではなく、こちらから譲歩していくことも必要だな、というところです。そのあとは親身に相談に寄り添って進めてくれているので、所長にはとても感謝しています。

そして、今日は本部の課長から直々に声を掛けてもらい嬉しい言葉を頂けました。
「会社で一番手にお手本になってくれて良かった」
これはとても嬉しい言葉でした。
その他には
・育休は男であっても女であっても職場ではハラスメントは起きてしまうことがあるから、気にしないでほしい。
・職場には義理を通してほしい。

というようなことでした。
社内で第一号ということで何が起こるかわからず、もしかするとものすごいハラスメントを受けるのではないかと思っていましたが、会社はとても協力的で良かったです。まだこれからあるかもしれませんが、負けずに頑張っていこうと思います。

では、今日はこの辺で。

専業主婦の妻の反応。喧嘩する話。

『まあ、取りたいなら取ってもいいけど。』的な感じでした。
僕が最初に「育児休業をとりたい」と言い出したとき妻は本当に取得するとは思ってませんでした。
僕が本気だということを説明し、日々着々と準備を進める姿を見てようやく現実味を感じているようでした。

私たち夫婦は二人とも短気で、月に一度くらいは大きな喧嘩をします。内容はほんとにしょうもないことです。疲れてるとイライラして喧嘩するし、お腹すいてもイライラして喧嘩するし、わりと大きめのイベントの前にはだいたい喧嘩します。(もうしたくないです)そんな妻は息子ともよく喧嘩します。結婚前まで独り暮らしや料理をほとんどしてこなかった妻は慣れない家事や料理を育児をしながらこなさなければならないからです。そしてわりと完璧主義です。
妻は息子との生活の中で我慢の限界がくると、息子に怒鳴ってしまったり、泣き止ますために永遠とお菓子を与えたり、部屋に籠ってしまうこともあります。ひどい言葉をぶつけてしまうこともありました。
そんな状況の中で日中仕事をして育児の大変さを味わっていない僕から「お菓子あげすぎじゃね?」なんて言われた日には大爆発してしまうでしょう。(しました。)
僕はもう少し妻の気持ちを考えてみるべきだったと今となっては思います。一緒に家族をしていると、育児や生活に疲れて相手の嫌なところや腹が立つことが目立ち、積み重なって嫌になってしまうことはよくあることだと思います。
でも、どうしてそんなに怒っているのか、苦しんでいるのかというのは、一生懸命に良い妻であろう、良い母になろういう気持ちの大きさであり、なりふりかまわず頑張っている妻には本当に感謝し大切にしなければいけないと思っています。

僕は家族の幸せのため、僕の幸せのため育児休業は必要なものだと思いました。
金銭的にはかなり厳しい状態になりますが、これがベストな判断だと確信しています。

そんな妻はお金の心配をしつつも育児休業取得を決めた僕の判断を尊重してくれました。

今では育児休業の生活を二人で楽しみにしています。

僕にとっての育休と仕事の今後について。

いろいろと考えるところはありましたが、出世とか会社での立場とかに関しては、それほど悩みませんでした。僕の働いている会社の場合ですが、育休をとることでキャリアに影響はあまり出ないです。そして、仮に育休を取ることで今後いっさい出世しないとしても僕は育休をとっていたことでしょう。理由は

①もともと給料が安いので出世してもたいして変わらない。

②もともと出世コースじゃない。

まあ、そんなところでしょうか。

これだけ理由があれば充分ですね。

あまり失うものがなかったので、働き続けるよりも育児休業という経験の方が僕にとっては、はるかに価値のあるものと感じています。

育休をとった理由は最初のエントリーでも少し触れているように、育児や妻のケアが主な理由ですが、その他に1年間仕事を離れて、自分の人生を見つめ直す良い機会になるのではないかと実は期待しているところがあります。僕は新卒で入社して9年くらい働いて今に至るので、1年間も今の仕事から離れたあとに自分が何を考えているのかは想像できません。そろそろ社会人になって10年。結婚し、家も買い、子どもも2人目がこれから生まれる。自分の人生の中この辺で一呼吸置いてもいいかな、という感じです。子どもと過ごしていれば毎日新しい発見があるでしょうし、とても楽しそうです。そんな日々を1年間過ごしたあと、何事もなかったかのようにブツブツ言いながら仕事復帰しているかもしれないし、今の仕事の大切さや楽しさに気づいて今よりも感謝しながら仕事しているかもしれない。それは誰にもわかりませんが、僕の楽しみのひとつになっていることは間違いありません。

 こんな期待に胸を膨らませていますけど、実際は金欠でそれどころではなくなるかもしれませんが…

 

では今日はこの辺で。

 

 

イクメンブームの犠牲者たち。

攻めたタイトルです。

まぁ、何が言いたいかと言うとゆっくり説明していきたいと思います。

女性の社会進出とともに男性が家事、育児をすることも一般的になってきました。おむつ交換、料理、夜泣きの対応などもしているお父さんは今の時代、珍しいことではありませんね。我が家の近所では、週末の公園は父と遊ぶ子どもの姿ばっかりです。男は外で仕事、女は家のこと、なんて価値観は忌み嫌われ、そんな事を言おうものなら時代遅れと切り捨てられておしまいですね。

そのような今の時代の価値観は結婚する前の女性にも浸透しています。そして、例えば専業主婦になってもその価値観を持っている人ももちろんいると思います。間違っていません。良いんです。

育児をしながら家事をする大変さは、『ワンオペ育児』という言葉か広まっているほど、注目されるようになってきました。

 

ここで1つ誤解してほしくないのは「イクメンブームに乗っかって、専業主婦がさぼってんじゃねーぞ」と言いたい訳ではないということです。

 

実際大変だと思います。産後体調も安定せず、育児に悩み、家事が出来なかったり、子どもにあたってしまったり、子どもが泣いたら耳を塞ぎたくなってしまったりすることもあるでしょう。

今後ももっと問題視され改善していかなければいけないことだと思います。周知されればされるほど周囲の理解が得られ、相談しやすくなったり、心が折れそうなときも自分を責めすぎたりすることが少なくなれば良いと思います。

 

しかし、僕が気になっているのは育児や妻のケアがしたいと思っていても職場での協力を得ることが難しく、なかなか両立出来ないお父さんです。大黒柱として稼いでいかなければいけないプレッシャーと、家事育児をして当たり前という妻の価値観の間に挟まれ、妻の睡眠時間を確保するために自分の睡眠時間を削り、疲れて果てた末、仕事が休みの日に家でウトウトとしようものなら、その妻に邪魔物扱いされる。そんな悲惨な状況は避けなければいけないと思います。

 

そのためには、そうです。育児休業です。

多用な働き方が認められて、女性のライフスタイルが変わっていくのだとしたら、男性の働き方も、もっと変わっていかなければいけない。

 

残念ながら男性の育児休業の取得率はまだ低く、会社に対してとてもそんなこと言える雰囲気じゃなかったり、あるいは発想も無かったという人の方が多いのかもしれません。

 

このブログは、そんな心優しい頑張るお父さんが育児休業を利用するきっかけ、後押しになってくれれば最高に幸せだと思って書いてます。

とは言っても僕もまだ育児休業生活がまだ始まっていないのでどうなるか分かりませんが、今後の取得してからの様子や感じたことも10月頃から書いていきたいと思いますので今後もよろしくお願いします。

 

では、今日はこの辺で。

 

 

 

ご挨拶。育休を申請した時の話。申請した理由。

はじめまして。カピバラおじさんです。

まずブログと言うものを初めて書きます。
さて、書きたいことはあるのですが何から書けば良いのかよくわかりません。整理が難しくてよく分からないのでとりあえず書こうと思います。

ブログを始めようとしたきっかけはいくつかありますが、一番はこれから生まれる第2子の誕生を機に育児休業を1年間取ろうと思ったからです。まだまだ数少ない男性の育児休業の記録を残して、次なる取得希望者の後押しになれば良いなと思います。
実際に僕が取得を申請するにあたっては、やはり勇気が必要でした。僕が所属している組織は300人ぐらいの会社で、男性の育児休業の前例がひとつもありませんでした。今は僕が第1号として取得できるように会社の人たちが協力してくれているところで、とても感謝しています。多少、混乱が生じる可能性もないとは言えませんが、気にしすぎていると取得できなくなってしまうので、そこは勇気をもって取得しようと思っています。
前例がないということで上司にも男性の育児休業の知識がなく、さらりとパタニティハラスメントにあたる発言が見受けられることもありましたが、結果的に取得に向けて協力してくれたので、こちらも歩み寄りながら進めていくことが出来ています。
はじめて上司に相談したときは、就業規則のファイルを片手に持って一緒に確認しながら話したのは、今となっては良い思い出です。

育児休業を取ろうと思った理由は、これもいろいろありますが
1番は『育児がしたい』
2番は『出産後の妻の家事、育児、心のケアをしたい』
が主な理由です。
母親というとは大変だと思いました。母乳をあげて家事をして夜泣きの対応もする。まあ、「そんなの普通だよ」と言われてしまえばそれまでですが、夫として間近で見ていてとても大変そうでした。いや違う僕も見ているだけではなく夜泣きの対応もしましたが、寝る時間が無くなってきて、さすがに仕事に支障が出てくるようになりました。そして、出てきた答えが育児休業でした。

では今日は最初なのでこの辺で。
これからは、今まであったことの詳細、感じたこと、考えてること、日記などいろいろと書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。