育児休業取得の職場での挨拶。

部署内の全体会議の最後に挨拶の場を設けてもらいました。
僕が挨拶した言葉を書きます。

「私事ではございますが、10月に子どもが生まれる予定になっています。今、妊娠中の妻は体調的にも精神的にもあまり調子が良くないということもあり、私の方が1年間育児休業を頂こうと思っています。長い休みになるので皆様にはご迷惑をかけてしまうことになり本当に申し訳ありません。育児休業なので1年後にはまたこの職場に戻らせて頂きたいと思っていますので、その時はまた宜しくお願いします。」

とこのような事を述べました。
やはり驚いた表情をする人もいましたが、基本的にあたたかい職場なので、応援の言葉を頂いて無事に終わりました。

ただ、やはり職場への影響は大きく、その事を心配する意見は密かに出ていました。

「制度を利用するのはいいけど制度を利用する環境が整っていないと残された人は大変」

と、このような意見です。
この人は基本的に優しい人で、この言葉も個人にではなく上層部にむけたぼんやりとした悪気のない言葉なんだと思います。

ひとつ気になったのは僕が女性であり出産するのであれば、こんな意見は出なかったんじゃないかということです。
うちの会社の社員は男女比がそんなに変わらないので女性の育児休業はよくあることです。
そう考えるとものすごく腹が立ったんですけど、まあしょうがないかと思ってすぐに落ち着きました。

まぁ、社内で男性の取得は初めてだからなぁ…

なにはともあれ無事に発表が出来て良かったです。僕自身が育児休業を取りたいと思えた時点でこの職場は良い職場なんだと思っています。さすがに何もなく気持ち良くさらりと取れるとは思っていませんでしたし、何かを成し遂げようとする時は必ず反対されるものだと思っていますので気にせず頑張ります。

隣のデスクの独身男性の後輩は「良いですねえ!結婚かぁいいなぁ俺もしたいなぁ」と言っていて、前に座っているアラサー独身女性の後輩が「すりゃあいいじゃん。プロポーズするだけだろ?」と若干キレていたのが面白かったです。後輩はみんな優秀です。

では頑張っていこうと思います。

では今日はこの辺で。